或るワーキングマザーの日記

意識高い素敵なワーキングマザーには全然なれない。素敵な奥様なんてからきし無理。でもなんとかボチボチやってます。

0点の同級生の思い出

 

下の記事みたいな、教育格差を義務教育によって解消すべきという意見を見聞きするといつも思い出すことがある。

 

toyokeizai.net

 

私は中学1年のときから塾に通っていた。うちの中学じゃ、中3以外で、塾に通っているのは2−3割ってところだったと思う。つまり、私は格差の上の方ってこと。

 

たしか中一の中間テストか期末テストのことだったと思うんだけど、隣の席の男子の返却された数学のテストの点数が見えてしまったことがあった。野球部のピッチャーじゃないけどそこそこうまい子で、綺麗な顔をした子だった。

 

0点だった。びっくりした。塾に通っていた私としてはそんなもの90点ぐらいは取るものだと思っていたから。私がびっくりしていると、その子は

「いつもこんなもんだよ」って事も無げに教えてくれた。

それで私は、

「授業つまらなくない?」って聞いたら、

「つまらないよ」って答えた。

私は、多分、

「それでも授業をきいているなんて偉いね」みたいなことを返したと思う。

そうしたら

「なれてるから」って返ってきた。

 

全然わからない数学の授業を聞くのは辛いだけだし、ちゃんと静かにしていて偉いと思った。かわいそうだな、とも。勉強がわからないことじゃなくて、全然わからない授業を我慢して聞いているフリすることに、彼の時間が無駄に使われていることが。何か新しいことを理解するのは楽しいのに、それを経験する機会を奪われていることが。

 

以来、私は義務教育における習熟度別クラス分けを支持するようになった。

 

私の個人的な経験からできる子用のクラスがあれば楽しかっただろうとは思うけれど、それよりも、平均より大きく下回る人たちに、わかるレベルの授業をできないものかと思う。下のクラスでは人数を減らしてきめ細やかに教えられるようにするのもいいと思う。

 

結局、習熟度別のクラスを拒否することによって、拒否している人たちが救いたい勉強の苦手な子が犠牲になっているんじゃないかと思うんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイソン買っちゃった

今更感はあるけれど、ちょっと前にダイソンのハンディクリーナー買いました。もっと早く買いたかった。離乳食の時期とかね。

 

もちろん、子供の離乳食と格闘している時期に夫に提案したけれど、却下されたんだよね。その頃は私は育休で、離乳食と格闘してるのは私だけだったから。だけど、仕事に復帰して、子供のご飯の面倒も夫にも負担してもらうようになったら、ある日、夫が掃除機買いたいって言い出した。内心イラっときたけど、これ幸いと品定めを開始。

 

で、ダイソンとマキタで悩んで、オプションパーツ沼が楽しそうなダイゾンに。

 

買って一番よかったのは、結婚してから掃除機に触ったことがなかった夫が"時々"掃除をしてくれるようになったこと。ダイニングの子供がご飯食べるエリア限定だけど。

 

コードレスなので、面倒なコードの取り回しに悩ませられないのも素敵だし、ダストビンが透明だから、ついつい取れ高を追求して、掃除してしまうのも良い。

 

ただ、、、価格を重視して付属品が最低限のを買ったせいで、本体が干渉して掃除機が届かないところが結構ある。というわけで、延長ホースを買いたいなーとか、延長ロングパイプを買ったら今ある掃除機を捨てられる〜とか、いっそおっきいヘッドも一緒に買っちゃう?とかamazonを覗いては楽しんでいる。

 

おすすめあれば教えてください。

 

疲れていたので、

今週は4日もワンオペの日があり、その上、仕事も詰まり気味で疲れました…

 

世の育児を一手に引き受けてるワーキングマザーは本当に凄いと思う。私なんて4日でこれだ…

 

そんな中、保育園迎えに言った時に、終わっていない仕事のこと考えたりしてぼうっとしていたので、他のお母さんに話しかけられたことが上手く理解出来なくて、(子どもが開けられないようにするための)ドアの鍵を閉めないでくださいねと言われたのに二回もがっつり締めてしまった…

感じ悪いやつって思われたかもしれない。

その瞬間に、ごめんなさい仕事で疲れていてぐらい言えれば良かったんだけど、疲れすぎてそれも出ず。

私はそう言った気の利いたコミニュケーションは元気で余裕がある時しか出来ないし、仕事に夢中になりすぎると心が戻って来るのに時間がかかるタイプだ。

 

今日みたいに、お母さん付き合いにも影響するし、子どもの相手をする時も上の空になったらかわいそうだから、気をつけてはいる。

子ども産まれて多少はましになったと思うけど、これから仕事が本格的に忙しくなったら、こんな事が増えそうで不安である。

 

家に帰ってから、私、感じ悪かったな。気をわるくされているかも…とかウジウジ気をもんで時間を無駄にしています…

 

今度会った時頑張って愛想良くしよう…

おやすみなさいzzz

 

働く女子の運命と、定めを受け入れない女

ちょっと前になるけれど、働く女子の運命を読みました。

 

 

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働く女子の運命 *3

 

 

なかなか興味深かった。 この本によると、企業における女性の本格的登用は1995年以降から進んだみたい。(うろ覚えだから気になる人はちゃんと本を読んでみてね。)

 

そう思うと、女性が男性と同じ職責を果たして同じ様に評価されるようになり初めてからまだ20年経ってないんだ。

定年直前みたいなおっさんが女性蔑視なのも、彼らからしたらついこの前までそうだったからなんだろうな。と思えたし、変化は都会の大企業からだっただろうと思うと、そんな大企業任務ではない私が、運良く男性とほぼ同じように働けているのはラッキーなことだったんだな。と思うようになった。

 

私は子どもの頃からずっと(少なくとも結婚するまでは)男性と同じように働くんだと思っていて何も疑問に思わなかった。

 

まあ、それは今考えると女の子として上手くない選択だったかもしれない。リッチな旦那さんを捕まえて優雅な生活って訳にはいかなかったし、そもそも結婚もなかなか出来なかった。女の子として器用ではなかったかもしれない。

(まー、私はその路線を目指してもぜったい無理だったと思うけど。)

 

世の中のいろいろな女の人を見ていると、時々、諦めてるな、どうしてそんなに仕事に、経済的な自立に自信がないんだろうって思う人がいたんだけど、それはちゃんと社会の空気を読めているだけだった。空気を読めていなかったのは私だった。

 

自分が空気読めないことは知っていたけど、ね。

 

別に働くことだけが人生ではないし、幸せの形はいろいろだけど、男の人とおなじようには働けない、稼げないからという諦めが理由で、経済的に自立していたら決して甘んじないような立場を甘んじて離婚しない女の人や、困窮しながらも補佐的な仕事をしている女の人を見ると、不思議だった。でも、2017年になっても、実はそんな世界の方が広いっていうのが本当に実感として感じられて、悲しくなった。

 

上司の仕事の采配に不満を感じる事もあったし、今でも時々あるけど、ムカつく気持ちはそのままに、でも仕事を辞めずに頑張ろうって思った。諦めたくない。そして誰にも諦めて欲しくないから、諦めなくていい世界にしたいから。

 

さ、今週もあと1日頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 

*1:文春新書

*2:文春新書

*3:文春新書

夜泣き始めました

もともとうちの子は夜よく寝る方で、出産後退院してすぐの夜に5時間ぐらい寝た。病院で授乳は4時間以上空けるな!と言われていた新米母だった私は焦ったものである。

 

そんなよく寝る子どもである息子はずっと夜泣きもなかった。もちろん夜中に目を覚まして泣くこともあったけれど、抱っこしたりトントンしたりすればすぐまた眠りについたし、目を覚ます頻度も月齢にしては随分少なかった。

 

今はもう夜中に目を覚ましても母が隣にいれば泣いたりしない。

 

ところが、昨日の夜、眠っていた息子がオイオイと泣き出した。イヤイヤで泣くギャーでも、親に甘えたくてなくエーンでもなく、悔しがるようにオイオイと。

 

思い当たる節はあった。その日、息子は腕に歯型を2つつけて帰ってきていた。お風呂に入ろうと服を脱がせたところで気がついたのだが、風呂を出ても跡は消えなかった。

 

思い返せば、夕食もいつもは食べる量を食べず、好きなものばかり欲しがって、いつも以上に泣いて甘えてきていた。

 

保育園で引き渡しのときには、保育士からは何も聞かなかった。でも、これは保育園で何かあったのだろうと感じた。噛まれたのかどうかはわからない。自分で噛んだのかもしれない。でも、そうだとしても何か大きなストレスがあったからだと思った。

 

悩んだ。たった一回噛まれたから文句を言うの?それってモンペかしら?とか。

 

ところが、朝保育園に連れていく時も最近ないぐらいにイヤがって甘えてべったりくっついてきていた。

 

そこで、結局保育園には噛み跡があって、本人がちょっといつもと違う状態であることを伝えた。別に噛んだ噛まれたは仕方ないことだと思っているけれど、本人がいつもと違う状態なのは気をつけてあげてほしいと思ったから。

 

まあ、こちらの言いたい点が伝わったかどうかはやや疑わしい。なんせこちらはコミュ障だし、向こうとしてはやはり責任を第一に考えるから。

 

そしてこれで親として良かったのかよく分からない。

 

きっとこれは息子が、そして息子の同級生たちが、それぞれ自分の世界で完結していた赤ちゃんじゃなくて、人としてコミュニケーションを取り始めたサインなんだろう。そしてこれからこういうことをたくさん繰り返して、成長していくのだろう。

 

こんな風にして、思いがけず昨日が赤ちゃんだった息子にさよならした日になった。ついこの前生まれてきたと思ったのに。

 

新年の抱負みたいなもの

あけましておめでとうございます。

 

今年の目標は、

 

1. もっとこまめに書く

2. 愚痴以外も書く

 

で、頑張りたいと思います。

 

もともと、私はアウトプットがあまり得意ではなく、日記も続かないし、古くは学生時代のお手紙交換も内容を考えるのが辛かったタイプ。何書いていいかわかんなくなっちゃうんだよね。会えば話すことは実はたくさんあるから、書くことにハードルの高いんだと思う。

 

行動しなけりゃ何も変わらないけど、行動は人を変えると信じているので、今年はこのハードルを下げていろいろ書けるよう頑張ってみようと思う。

 

とか書いてすぐ更新が滞ったりしてね。

 

もう一つは、もっと明るくてハッピーな話題も書きたいってこと。何かいつも文句?言ってるばかりみたいだから。本当は単にアウトプットが苦手だから、自分の中に強いエネルギーがないと、なかなか書けないだけなんだけど。

 

ま、ぼちぼちやってみます。

 

この年になって、行動する人が一番強いっていうのが身に染みてわかったから、気負い過ぎずに書いていきたいな。

 

もしよろしければおつきあいくださいませ。

 

Done is better than perfect.