或るワーキングマザーの日記

意識高い素敵なワーキングマザーには全然なれない。素敵な奥様なんてからきし無理。でもなんとかボチボチやってます。

作りかけの麦茶を飲んだっていいんだ問題

作りかけの麦茶飲んじゃいけないって誰が決めたの?私だ。

この前、子供が寝る前にお茶を欲しがったんだけれども、 その時冷蔵庫には

  • 週末お外で買ったペットボトルの麦茶
  • お家で作った麦茶
  • 10分前に冷蔵庫に入れたばかりの作りかけの麦茶(水出し)

があって、

「ペットボトルにする〜?いつものやつにする?」って訊いたところ、

子供が

「イヤ、これがいい!」 って作りかけの麦茶を指差して飲みたがったんだよね。

で、私が、

「え、これまだ作りかけだから、ペットボトルかこっち(できてるやつ)にしてよ」

って答えても、子供は絶対作りかけが良いと譲らず、あ、もう俺イヤイヤしちゃうもんね。みたいな顔してた。

 

その瞬間に気がついたんだけど、別に作りかけの麦茶飲んでダメな理由って何もないじゃない?

 

美味しくなくても、飲みたければ飲めばいい。 

 

本当はおソノさんとか、ドーラおばさんとかジプリの肝っ玉母さんみたいになりたかった

1日終わって、疲れ果てて居て、気持ちが子供を寝かしつけることに向いていると、どうでも良いことが何故かどうでもよくなくなってしまう瞬間があるんだよね。で、変な我を、子供じゃなくて自分が通そうとしてることに気が付けなくなっちゃう。

 

私は特に、子供とずーっと一緒にいると、だんだんそういう余裕がなくなってしまうタイプ。 子供と精神的にくっつきすぎて、なんだか、いつのまにか無駄に自分の言うことを聞かせようみたいな感じになって。

 

あんまりにも自分の思う通りに物事が運ばないものだから、「もう、君のワガママは聞けない!何か一つぐらいママの言うことも聞いてもらいます!」みたいに考えて、自分のワガママを正当な教育的要求だと考えて、通そうとしてしまう。

 

仕事して、子供と離れている時間があるから、「そうだね〜。じゃあいっそ出来てる麦茶と両方飲んで、比べてみよっか?」 みたいなことが言える余裕がなんとか確保できてる。

 

もちろん、働いているほうがかえって余裕ができて、子供と向き合えるのは、私の性格とかキャパの問題によるもので、他の人が皆そうってわけじゃない。

 

子供がたくさん居て、一日中家事に育児に動き回っていても、余裕を持って子供に寄り添える素敵な人もいるのは知ってる。もう、それは人それぞれが持っている性格とかキャパの違いだし、結果としてどんな環境が本人も子供も一番幸せかはほんとそれぞれだと思ってる。

 

私のその分野のキャパが極小なことはもう明白なので、専業主婦とかワンオペとか兄弟とか、自分と違う環境で子育て(特に未就園児)してるお母さんは本当に尊敬している。