子供の頃からずっと、過去を振り返るのが苦手だ。
いつも、もっと頑張れたんだじゃないかと思ってしまう。
働き出してからは毎年の目標はいつも同じ。
- 英語力の向上
- 新しい技術の習得
もちろん、毎年毎年少しずつ向上しているとは言え一年ぐらいでは実感できる程の成長もなく、英語学習も技術習得も終わりがないからかもしれない。
未来に対しては、割と根拠なく楽観的に捉えているのに、毎年、一年を振り返ると、もっと勉強すればよかったという自責の念に駆られてしまって、将来に向けて建設的な反省ができない。
だから、3年前に子供が生まれてから、これまで勉強に使っていた時間の多くを、育児に費やしているわけだけれど、それでも一年を振り返る時に子供の成長や笑顔が思い出せるのは本当に心が休まる。
子供がキラキラの笑顔でいてくれたら、まあ、それで良いかと思えるようになった。
結局、人生に於いて絶対の正解も間違いもないんだろう、多分。ただ、自分で自分の選択を良しとして生きるしかないんだ。ということを、子供が教えてくれている。