或るワーキングマザーの日記

意識高い素敵なワーキングマザーには全然なれない。素敵な奥様なんてからきし無理。でもなんとかボチボチやってます。

幼児向け三大ミュージカル比較

TL;DR

お話の良さ(わかりやすさ)

しまじろう>トーマス>>>アンパンマン

 

物販の激しさ

しまじろう>>トーマス>>>>アンパンマン

 

本文

先日、アンパンマンミュージカルを見てきた。これで、トーマス、しまじろう、アンパンマンと、3回目。幼児向け三大ミュージカル(←勝手に決めた)制覇したので、簡単に比較してみる。

 

ちなみに見たのは、以下の3つ。

トーマス「ソドー島のたからもの」

しまじろう「サンタのくにのクリスマスキャンドル」

アンパンマン「おかしの国のおかしなパーティ」

演目が違っても、キャラが一緒なら、多分同じ路線かなと思う。

 

いちばん良かったのはしまじろう。キャラの求心力はいちばん弱い(サンプル数1)けど、ストーリーがわかりやすい。これは、トーマスやアンパンマンと違い、主人公のしまじろう自身が「子ども」だからだと思う。ストーリーが子ども視点になるので、子どもの理解の範疇でお話が進む。

結果、演出も無理なくわかりやすく、いちばん子どもが理解しやすかった。

 

トーマスは、友情がテーマで、3歳の息子にはちょっと演出が壮大すぎたかな…何となく、お友達が大切ぐらいには理解してる思うけれど。という感じ。この3作の中でいちばん最初(3歳ちょい)で見たのもあるかもしれない。動くトーマスとパーシーは大人的にはすごかった。(どうやって制御してるのかな…)しかし、席が遠くて大きさは子供には伝わらず、舞台上で位置こそ動くものの緩急のないもっそりとした動きだし、それ以外だと表情しか変わらないこともあって感動は薄そうだった。

 

そして、先日のアンパンマンアンパンマンってキャラ自体はいちばん低年齢向けだと思うのだけど、途中伏線があったり、ストーリーは1番難しかった。(親が観ると、本筋に関係なく、伏線でもないこのシーン要らなくない?と思うシーンもあった。絵に描いた西部の街のシーンとか)

演出の所謂"お約束"も割と使われていて、子どもがどのくらい理解できたのか不明。バイキンマンの爆弾が確か2度爆発するのだけれど、舞台上ではなく、袖や書き割りの後ろで爆発して、音と煙だけで爆発したと理解させるとか、アンパンマン世代の子供には少し辛い。

いや、むしろ2-3才のアンパンマン世代的にはストーリーはどうでもよいのかもしれない。だったらもっとヒットソングを盛り込んで欲しかったかも…ヒットソングも2度ほど短く流れるだけだった(確か)その辺も欲求不満だったかな。

 

そんな訳で、子どもの集中力の保ち方、ストーリーの練られ方は流石のしまじろうでした。

子どもにとっては好きなキャラが出て居ればそれが一番楽しいのかもしれないけれど。

 

ちなみに、物販も1番熱心だったのがしまじろう、2番はトーマス、3番がアンパンマンかな。

 

結局、アンパンマンは何もしなくても、キャラだけで集客できるという事かもしれない…

 

別の演目があれば、しまじろうとトーマスはまた見ようかなと思うけれど、アンパンマンミュージアムでドリーミングのコンサート見る方が好きだな。あれが最高すぎるだけかもしれないけど。

 

(このエントリはTL;DRを使って見たくなったので加筆しました。使い方があっているかは知らない。)