ある晩、事情がありまったく寝ない息子にしびれを切らした。
母「早く寝ないとお化けくるよ?」
子「何時になったらくる?12時?」
母「10時になったらくるよ。」
10時まではあと5分。
子「12時だよ」
母「10時になったら来るんだよ。今日はどのお化けが来ると思う?」
子 …
母「一つ目小僧かな?」
子「そういうこといわないの!一つ目小僧って言ってると、本当に一つ目小僧がくるよ!!」
母「ごめん」
子「来たら怖いでしょ!」
この会話の歓びが分からないものは幸いである。きっと、延々と意味のわからない会話モドキに付き合わされた経験がないのだ!
長かった。泣き声だけで全てを察しないとならないとこから始まり4年。これまでかすかなヒントを元に推理力を振り絞って、子供の要望に応えてきたけれど、4歳ってすごい。ワンダフル!
こんなにちゃんと会話が続くもんなんだな。