或るワーキングマザーの日記

意識高い素敵なワーキングマザーには全然なれない。素敵な奥様なんてからきし無理。でもなんとかボチボチやってます。

もうすぐ5歳の実力

昨日も夜寝る前にもうすぐ5歳の息子とケンカした。

 

もう寝る時間なのに、約束した時間なのに、テレビがやめられないから、無理やりパチンとテレビを消した。そうしたら、息子が「ママなんて嫌い!お家から出てって!」と怒り狂った。我が家でよくあるタイプのケンカ。

 

1日の疲れもあってか(いつもそうな気もするけど)、私は売り言葉に買い言葉で、「ここはママのお家でもあるんだから出ていかないもん!ママはもう一人で寝るもん!」と言い捨てて、一人寝室へ引っ込んでベッドでゴロゴロする。

 

「このまま息子は怒ったまま、夫の部屋で夫と寝るのかな?」とリビングの様子をうかがいながら、暗闇でスマホをいじっていると、「ついカッとなって、大したことでもないのに怒りすぎたかな…このままケンカしたまま寝ちゃうのか」とか少しずつ冷静になってくる。何だか一緒に眠れないのが寂しくなってきた頃、

 

寝室のドアがひょこっと開いて、息子が入ってきた。神妙な面持ちでベッドの脇に立つと、

 

「ママ、いつもお仕事してくれてありがと」

 

か、可愛い〜。そして、偉い。偉すぎる。ウダウダどうやって幕引きする逡巡してた私よりずっと大人だ…切り替え早い。

 

隣に寝かせてギューっと抱きしめながら、

「いつも保育園行ってくれてありがとう。だからママはお仕事出来るんだよ。いっぱい怒ってごめんね」って謝った。

 

寝かしつけながら、テレビ消せない子供を上から叱りつけようとしてなくて良かったなと思った。あの時叱っていたら、叱っているつもりで、自分のイライラをぶつけるだけになってた。それなら、怒った方がましだ。怒らないのが1番いいけど無理だし。私が未熟だから、叱れないのか?と思ったけど、まあ、別にそんなシリアスに叱るほどの事でもないよね、そもそも。

 

子供になに言われてもニコニコしているお母さんも、それはそれで子供の教育上良くなさそうだし、私にはそもそも無理だし。これからも、時にケンカしながら、仲良くしよう。但し、仲直りはもうちょっと上手くなるように、君を見習って頑張ります。