或るワーキングマザーの日記

意識高い素敵なワーキングマザーには全然なれない。素敵な奥様なんてからきし無理。でもなんとかボチボチやってます。

らりるれろとL

昨年から子供が、区の発音矯正に通っている。ただいま「り」の音を練習中。

 

ところが、何週か「り」の発音の練習をしても全然うまくならない。「り」の発音って基本丸めた舌を開いて上から下に落として発音すると思うんだけど、なんでか前から後ろに動かして発音している。

 

あるとき先生が舌の動かし方を教えてくれてびっくりした。「り」の音は口の上側(口蓋)に舌を摩擦させて出すというのである。え?口の上側?私上の歯の根元だけど??


慌てて自分の発音する様子を鏡で見てみると舌は実は前から後ろに動いている。つまり、私の発音方法が違う…?

 

あっ、私はいつのまにか英語のLと同じ方法で、日本語の「り」を発音していたんだ。っていうか、英語のLと「らりるれる」の発音方法って違うんだ!

参考になる説明↓

ipa-mania.com

 

先生の説明曰く日本語の「り」は軽く丸めた舌先を口の上につけて発音する。でも、英語のLは基本舌先を上の歯の裏側に軽くつけて舌先で発音するので、「い」の母音と繋げると、上前から下奥方向に舌が移動するのである。

 

というわけで、息子は割と忠実に私の発音方法をコピーして「り」を発音していたのである。ゴメン。

 

というわけで、私も発音を意識してみると、語中の「らりるれろ」はわりとちゃんと発音できていると思うのに、一音ずつゆっくり言うと完璧に「La Li Lu Le Lo」になってしまう!ような気がする。(考えすぎで自分がどう発音しているのかよくわかんなくなってきたけども。)

 

と思って調べたら、こんなのも見つけた。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

日本語の語頭のラ行の音は、「歯茎側面はじき音」です。

(中略)

英語などのLの音は、「歯茎側面接近音」です

(中略)

奈良時代に中国語のLを真似しようとして、日本語にあった「歯茎はじき音」と、中国語の「歯茎側面接近音」が

混ざって「歯茎側面はじき音」になったので、Lに似ているのもある意味当然ですが。

 

えっ?じゃあゆっくり「らりるれろ」って発音する時、「La Li Lu Le Lo」になっても、オリジナルに忠実ってことでよくない?なくなくなくなくなくない?