或るワーキングマザーの日記

意識高い素敵なワーキングマザーには全然なれない。素敵な奥様なんてからきし無理。でもなんとかボチボチやってます。

虫取りに夢中

子供が生き物に夢中である。

 

3月のおたまじゃくしに始まり3ヶ月で我が家にやってきたいろいろな生き物がやってきた。まあお世話をしているのは主に親だけど。保育園がお休みになって、お友達に会えない寂しさを生き物に向けて紛らわせているのかもしれない。

 

オタマジャクシ

3月、自然科学専攻の親の企みで、公園で死ぬほどオタマジャクシを捕まえた。全部持って帰りたいとねだるので、交渉に交渉をかさねて減らしてもらった12匹を家で育て始めた。

途中、子供が隠れ家となる石を落としてしまったため1匹が亡くなるという不幸な事故があった。マンションの垣根にこっそり穴を掘ってお墓を作った。

 

残り11匹を数週間、金魚の餌で育て、カエルになったので、息子を必死に説得して公園に帰した。だってカエルは生きた虫しか食べないっていうから…

 

そこから、息子の何かを捕まえたい!という欲求が高まってしまった様子。この当時彼に捕まえられるのは、死ぬほどいるから網を突っ込めば1匹はひっかかるオタマジャクシか、動きの遅いダンゴムシくらいって感じだったけれど。夏になれば100均に虫取り網が出るから、そうしたら買ってあげようと思っている間に、夫に100円ではない虫取り網を買ってもらっていた。そして蝶を追いかけては、網を振り回していた。全くかすりもしてなかったけど。

犠牲:✝️ (野生よりはよっぽどマシ)

ダンゴムシ

初期に大量に犠牲になっていただきました。最初はこれぐらいしか捕まえられなかったのである。だいたい一晩でお帰りいただいていたけれど、小さな虫かごではすぐに干からびて、一晩で全滅していたことも。

犠牲: ✝️✝️✝️✝️✝️

てんとう虫

ダンゴムシとオタマジャクシの次に捕まえられるようになったのが、てんとう虫。網がなくてもタイミングを合わせれば素手でも捕まえられるからね。今でも蝶などが捕まえられなかった時に、妥協的に捕まえている。てんとう虫としてはとんだとばっちりである。

犠牲: ✝️✝️✝️✝️✝️

アメリカザリガニ

外来種であるアメリカザリガニだけ採取が許されている自然公園があり、ザリガニ釣りに熱中したこともあった。でも、ザリガニを釣るには結構長い間静かにじっとしていないといけなくて、まだちょっと難しかった。結局、全然つれなくて、一瞬で飽きた。が、その時にお兄さんにもらったザリガニを持ち帰ってきて、まだ家にいる。もはや我が家の次男(性別未確認)。息子は普段エサをあげるとき以外、見向きもしない。親が水換えなどのお世話をしている。最近、苦しそうなので、とうとうエアポンプを導入した。

一度、朝起きたら脱皮していたことがあって、その時は興味深そうに見ていた。本当は脱皮する瞬間を見せてあげたかったんだけど、全然気がつかなかった。次のチャンスは頑張りたいと、脱皮の兆候を親が勉強している。

犠牲:いまのところゼロ。しかし外来生物で自然には帰せないので、1になる予定。

最初は蝶を息子が自分で捕まえるなんて夢のまた夢だった。夫が捕まえたアゲハ蝶を連れ帰ったことがあったが、虫かごに入れただけで置いておいたら一晩でお亡くなりになった。次回から必ず砂糖水を用意するようにした。モンシロチョウは全然吸っている様子がなかったけれど、シジミ蝶はカゴに入れた瞬間から砂糖水にとまって吸っていた。蝶が口を伸ばす様子を子供と見れたのは感動。

 

そうこうしているうちに、いつの間にかモンシロチョウぐらいなら自分で捕まえられるようになった。成長すごい。でも、カゴに移すのはまだできない。

 

そしてある日、公園のツツジに来ていたクロススジアゲハを捕まえた。虫かごに移してあげるために近づくと、飛んでいる時よりずっと大きくみえる蝶が大きな羽音を立てている。思わず一瞬怯んでしまったスキに虫取り網と地面の間の隙間から逃げていった。残念だったような、よかったような。まあ、あれから何度も文句を言われ、母が逃してしまったことは永遠に語り継がれそうだけど。

犠牲: ✝️✝️

トカゲ

夫が捕まえたというトカゲを連れ帰ってきた。いや、子供に捕まえるのチャレンジさせてよ。と思いながら、クリクリのお目目が可愛く思わず「コオロギ ss」で楽天をチェック。でもやっぱりムリ。夫も自分で全部世話をする覚悟はないっぽくて、一晩でお帰りいただいた。

犠牲: ゼロ

アゲハ蝶(幼虫)

夫(と子供)が連れて帰ったアゲハ蝶の幼虫。ミカンの葉しか食べないというので奔走し、結局メルカリで買った。すごいなメルカリ。なんでも売っている。そして、そこそこ田舎育ちの私、大人になって、まさか葉っぱを買うことになるとは思っていなかったよ。カブトムシをデパートで買うと噂される都会人みたいじゃない???

飼いだしてから一度脱皮して鳥のフンみたいな形から、5齢幼虫(アオムシ)になった。前後2−3日元気がなくて、新米(イモムシ)母さんをドキドキさせた。

 犠牲: 今の所生きている。でも、幼虫には寄生虫がついているものが多いらしくて、動かなくなるたびドキドキしている。

 

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夏になって、コロナが収まっていたら、カブトムシに採りに行きたいな〜。