5歳の週末。
休みの日に家族で出かけていたら、地域の人が手入れしてくれている花壇に飾られた、これまた地域の人が作った、オカンアート味というか、プリミティブな趣がある割り箸か何かで出来たスカイツリーを息子が見つけた。
「あ、スカイツリーだ!写真撮ろうよ」と嬉しそうに駆け寄り、
父と並んで、母に写真を撮らせた後、母のスマホで写りをチェックして、
「今度はパパとママ。オレが撮るから」と母の携帯を取り上げた。
一枚撮って、
「うーん。2人共ピースだから、ママはハートにして。パパはピースでいいよ」とポーズに注文をつけ、もう一枚写真を撮った。
そして、「次はオレとママ。パパが撮って」と夫に写真を撮らせ、満足そうにしてた。
後から見たら、撮ってくれた写真にはフレームに指が映り込んでいたし、この年でアイドルみたいなハートサインはちょっと恥ずかしかったし、そもそもなんでそんな所でそんな記念撮影してんの?って感じだったけど、楽しかった。なんの変哲もない場所で精一杯記念写真みたいなポーズをとってる夫婦の写真(子供の指つき)は何度見返しても愉快な気持ちになる。
日常の幸せと言った感のある良い週末だった。
スカイツリー?(むしろ東京タワーでは?)