或るワーキングマザーの日記

意識高い素敵なワーキングマザーには全然なれない。素敵な奥様なんてからきし無理。でもなんとかボチボチやってます。

謎の奇習「机に向かう習慣」

私が子供の頃、小学生とは授業をぼーっと聞いて、出された宿題をこなしていれば、それで良いもんだと思っていた。


 

んだけど、ツイートの通り、中学入って最初の面談で「IQの割に学力テストの点が低い。小学生の時、学校でしか勉強してこなかったでしょ?」って言われて内心仰け反ったのだった。

 

えーーーー。学校以外で勉強する必要があったのぉ?

 

あまりにびっくりしたので、何十年もたった今でも忘れられない。小学生というのは皆家でガリガリ勉強していたの?学校の宿題をテキトーにこなして遊んでいるものではなかったの?同級生たちが毎日ガリガリ勉強しているようには全然見えなかったんだけど…あれか?中高生のテスト前の「全然勉強してなーい」と同じやつか?まあ、こっちはしてると思ってないからそんな会話したことなかったもんな。

 

なんでこんなことを考えているかといえば、今年年長さんの息子が、来年には小学生になるからだ。(←当たり前。進次郎構文)

 

いや、そんなの来年小学生になってから考えればいいと思うんだけど、息子の希望でとっているこどもちゃれんじが「来年小学生になるお子さんを持つ親御さんへ」みたいなDMをじゃんじゃん送ってくるのである。

 

それによると、小学校に上がる前に”毎日家で勉強する習慣”をつけないといけないらしい。だから今から小学校一年生のチャレンジを申し込めと。早すぎる。まだ4月だよ、一年あるで。

 

そもそも初夏生まれの息子にとって、正直こどもちゃれんじのワークは簡単すぎるんだよね。今だって一枚30秒ぐらいで終わる。(ただし死ぬほど文字は雑)

 

何の為にコレをやるのか?簡単すぎるワークを毎日やっても学力的にはほぼ意味なくない?1日1問30秒とかだと準備と片付けの方が時間かかりそう。何にも得る物のないワークを毎日やって、毎日物理的に机に向かう習慣さえつけば良いの?毎日虚無みたいなワークをこなして、忍耐力を養っておけば、将来サラリーマンになった時に理不尽な仕事にも耐えられる的な?

 

机に向かう習慣が全くなかったので、机に向かう習慣が何なのか、何を目的としているのかもうさっぱりわからない。

 

実は皆んな、大人になっても習慣を生かして、毎日机に向かって勉強してるの?まあ、確かに今まで全部火事場のくそ力で勉強してきた感はあるけど…でも、仕事で知識が必要になるのっていつも突然じゃん(←それは会社にも計画性がないからでは…?)

 

虚無みたいなワークを毎日こなすことで、息子のサラリーマン力を高めたいとも特に思わないしなぁ…あの虚無ワークをやってたら復習バッチリで、私の学力テストの結果も良かったのか?しかし子供の貴重な時間を虚無をこなすのに使うの無駄じゃない?そもそも小学生に学力って必要なの?

 

机に向かう習慣って何のために必要なんだろう?

 

長々と書いたけど、結局私はベネッセの「子どもがつまずかないように、いつまでに〇〇が出来る様にしておきましょう!」見たいのが全然好きじゃないんだな。

 

息子にはむしろつまずいてもどうやったら立ち直れるかを学んで欲しいもん。ちゃれんじは息子の希望でやってるから、きっと辞めないけどさ。

 

で、机に向かう習慣って本当に何なんですかぁ(泣