コロナ下の図書館通い。
隔週で息子と図書館に通っている。最初は一度に借りれる本は3冊までと嘘を教えていた。だって絵本は重たいんだもん。私の貸し出しカードで兼用してたし。
ところが、そのうち文字が読めるようになった息子が図書館の子供コーナーにあった「いちどにかりれるほんは10さつまで」の表示に気が付いてしまった。仕方なく息子のカードを作った。以降、毎回制限ギリギリの10冊選ぶまで帰ろうとしなくなって、正直閉口している。
彼の借りる本の選び方はこうだ。図書館の本棚を眺めながら好きに歩き回り、良さそうな絵本を選ぶ。一冊選ぶと、今までどこに居るのかもまったく気にかけていなかった母を呼びつけると、読むためのスペースに移って、母に音読させるのである。
読み終わって、気に入らないと、「これは要らない。ママしまってきて」と母に元の場所に返すように指示して、次の本を探すのである。どこまでもコキ使われる母…
この方法だと、10冊の借りるに値する本を見つけるために、10冊以上の絵本を読み聞かせする必要がある。辛い。最近の図書館の児童ゾーンは、子供フレンドリーになっていて、読み聞かせが咎められるような環境ではないものの。
選ぶのに時間もかかる。放っておくと1時間以上は本を読んだり(読ませられたり)、選んだりしている。辛い。
コロナのせいで長居しないよう注意が館内放送で流れるので、それに乗じてなんとか説得して帰ってる。
まさかコロナに助けられるとは。