或るワーキングマザーの日記

意識高い素敵なワーキングマザーには全然なれない。素敵な奥様なんてからきし無理。でもなんとかボチボチやってます。

時短ママvsフルタイムママ(分割して統治せよ)

夜中に子供に起こされてつい見てしまったTwitter

時短ママが「同僚の実母の協力を得てフルタイムに復帰してるママ」をdisっているのを見てしまって眠れなくなってしまった。

 

曰く、フルタイム復帰ママが、家で料理してなくて、子供が実母の方に懐いていることについて、子供にしわ寄せが来ていると。

 

それを読んでなんだか眠れなくなってしまって色々考えた。

 

料理しないのも、実母に懐いているのも、フルタイム復帰ママの謙遜かも知れないけれど、本当にそうだったとしても、しわ寄せって何だ?

家族の形がどんなでも、子供が幸せならそれでいいんじゃない?

 

そのお子さんはきっと実母に懐くぐらい、美味しいご飯を食べさせて貰っているし、可愛がられてもいる。どうして、ご飯作ったり可愛がるのが、母親じゃないといけないんだろう?

父子家庭だったら?母親が居ない家庭なら祖母でもいいの?母親がいなければしょうがないから許してやる的な?

 

母親に向いてない人が、他の人の協力を得て子供を育てても良いと思う。

そういう人は子供を持つべきではないの?じゃあ、母親に向いてるってどのラインをクリアすればいいの?

その考え方でいくと、理想の母親になれる人以外は子供をもつべきでなくなってしまうんじゃないかな。

 

聖母信仰的なその考え方が社会に蔓延していて、専業主婦でも時短でもフルタイムでも子育てがハードモードになりすぎて、辛いからこそ、社会の空気を変えたいって動きになって来てるんだよね?

 

私も、私の子供に与えたい物があるから、自分では選ばない人生の選択肢はある。でも、人はヒト。

 

自分では選ばなかった選択肢を選んでいる人を、自分の価値観だけで批判するのはナシにしようよ。

 

子供がお腹を空かせてなくて、最低限の清潔さがあって、暴力を振るわれてなくて、キチンと愛情持ってお世話してくれる人が保育園でも祖母でもいたら、そこから先は言いっこなしでしょ。

 

人生の選択の結果を引き受ける限り、そして結局のところ、誰しも結果を引き受けざるを得ないのだから、社会的な圧力なしに、好きな生き方を選ぶことが尊重される社会にしようよ。